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ゴンチャン&ウォン・テミン&ドウ(『俺は恋愛なんか求めてない!』)

INTERVIEW

KNTVにて2023年7月31日(月)よりテレビ初放送となる『俺は恋愛なんか求めてない!』は、悩めるワケアリ男子4人の恋模様を綴ったBL〔ボーイズラブ〕ドラマ。人気のウェブ漫画を原作に、2組のカップルのロマンスを爽やかに描き、この春に韓国で大きな話題を集めた最新作だ。主演をつとめたのは注目の若手俳優たち。ウォニョン役のゴンチャン(B1A4)、ホテ役のウォン・テミン、ドンヒ役のドウが、そろって独占インタビューに応えてくれた(テジュン役のチャ・ソウォンは撮影終了後に入隊し、現在は軍服務中)。和気藹々とした現場の雰囲気は、息ぴったりの演技のアンサンブルに表れているようだ。3人に撮影時のエピソードを語ってもらった。

 

―KNTVで『俺は恋愛なんか求めてない!』が日本初放送となります。今のお気持ちは?

ゴンチャン とても光栄です。日本でもたくさんの方たちが応援してくださっていますよね。早くみなさんにご覧いただきたいです。

―この作品に出演を決めたきっかけは?

ゴンチャン 台本をもらう前に原作のウェブ漫画を読んだのですが、時間を忘れるほど夢中になりました。また、共演者を知って、ウォニョン役は絶対に僕がやろうと出演を即決しました。
ウォン・テミン(以下テミン) 僕の出演作を見た制作会社の方が連絡をくださったんです。「ホテという役は君にとても似合いそうだ。一度会って話したい」と。そう言われて緊張しながら原作を読んだのですが、ゴンチャン同様、面白くて一気に読んでしまいました。ホテという人物も魅力的で、「やりたい」という気持ちが湧きました。
ドウ 懸命に準備してオーディションに臨みました。シナリオとキャラクター紹介を読んだ瞬間、ドンヒという人物にビビッと来たんです。自分に似ている部分も多いと感じました。3人の共演者と出会えたことは、本当に幸運。撮影の間もずっと楽しく過ごせて、この作品を選んでよかったと思いました。ドンヒは僕の人生で忘れられないキャラクターです。

 

ゴンチャン(チ・ウォニョン役) ©Stream Media Corporation

Profile ゴンチャン 공찬
1993年8月14日生まれ。2011年にB1A4のメンバーとしてデビューし、同年から日本でも活躍。俳優としても『旅先で恋に落ちる確率』(19)『恋愛は面倒くさいけど寂しいのはイヤ』(20)などに出演している。『俺は恋愛なんか求めてない!』では挿入歌「Fallen for U」も担当した。


―チャ・ソウォンさんとの共演はいかがでしたか?

ゴンチャン テジュン役がソウォンさんだと聞いて、すごく驚きました。テレビでよく見ていた方を間近で見られるということが不思議で。芸能人を見るような感覚というか(笑)。テジュンのイメージにぴったりで、撮影中はソウォンさんが引っ張ってくれたので、僕は楽な気持ちで演技ができました。ソウォンさんは最年長らしく常に気を配ってくださるんです。

―陶芸を習う場面がありますが、今までにやったことは?

ゴンチャン 初めて習いました。ソウォンさんも撮影前に作家さんのところに通って教わったそうです。ウォニョンとテジュンの心情を感じながら撮影していたので、陶芸のシーンはドキドキしました。距離が近いし、台詞も胸に響きましたね。

―B1A4のメンバーの反応はいかがでしたか?

ゴンチャン シヌゥ、サンドゥルの2人とも「すごいな」と(笑)。毎週ミーティングで会うんですが、そのたびに現場の様子を聞いてくれて「上手なんだから、うまくいくはずだよ」と応援してくれました。

―ドンヒはカフェのオーナーですが、どんな役作りを?

ドウ 原作がとても有名なので、ファンの方たちが違和感を抱かないか、不安がありました。なのでシンクロ率を高めようと努力しました。劇中の衣裳などのスタイリングは原作をたくさん参考にしています。それから、カフェで働く姿も自然に見せたいと思いました。以前、カフェでアルバイトをしたことがあったので、その店に行って、ひさしぶりにコーヒーを淹れる練習もしました。

 

ドウ(キム・ドンヒ役) ©Stream Media Corporation

Profile ドウ 도우
1996年9月23日生まれ。2014年に『一理ある愛』でデビューし、『女を泣かせて』(15)『パーフェクトカップル~恋は試行錯誤~』(16)などに本名のハン・ジョンヨンとして出演。兵役による活動休止後、現在の名に改名し『俺は恋愛なんか求めてない!』で復帰を果たした。


―ホテがドンヒにぶたれる場面がありますが、どんな撮影でしたか?

テミン ぶたれるフリだとカメラの角度的にうまく撮れなかったので、ドウさんと話して本当に叩いてもらうことにしたんです。ありがたいことにドウさんは怪力ではなく(笑)痛くはありませんでした。撮影さえうまくいけばいいと思っていましたが、幸い、よく撮れていましたし、楽しく撮影できました。

―3人は同世代ですが、撮影現場はどんな雰囲気でしたか?

テミン ソウォンさんも同世代ですよ(笑)。僕たち4人とも年齢が近いんですが、撮影中はオンとオフをはっきり分けていたように思います。撮影では準備したものを短時間でしっかり表現したいので、集中して演技をしますが、撮影が終わったら素に戻ってふざけ合う。相手の目を見るだけで「今、ふざけようとしてるな」とわかるくらい、撮影を通じて親しくなりました。

―とても美しい風景がたくさん出てきますが、印象に残っているスポットはありますか?

テミン ポスター撮影のために行った昼間の海もきれいですが、劇中、僕たちが夜の海を歩くシーンがあり、夜の海にしかない魅力が感じられます。波の音も聞こえて、とても印象に残っています。
ゴンチャン 全州〔チョンジュ〕の「青年モール」で撮影をしたんですが、とても印象深いです。原作にも出てくる場所で、原作ファンからも「シンクロ率が高い」と好評でした。その下にある市場にもぜひ遊びに行ってみてください。
テミン おいしいものがたくさんありますよ。

―4人が海でランタンを飛ばす場面が印象的でした。撮影のエピソードをお聞かせください。

ゴンチャン テミンさんがランタンに火をつけるとき、なかなか固形燃料に火がつかなくて……。あれは熱かったはずです。
テミン そうそう! 溶けた固形燃料がポタポタと落ちてきて、熱くないフリをしていましたが、熱かったです(笑)。

―今後の俳優としての目標は?

ドウ この作品を通じて知ってくださる方が多いと思います。せっかくいい作品で知っていただいたので、これからもいろんな姿をお見せしたいです。期待してください。
ゴンチャン ドラマを見て「この人は誰?」と興味をもっていただいたり、「この役者、上手だよ」と周囲に紹介してくださったりするとうれしいです。
テミン 僕たち4人は全員それぞれ違う魅力をもっています。この人もいいけど、この人もいい、あ、この人も、この人も……と感じるはずです。楽しんでご覧いただけたらと思います。

―最後に、日本の視聴者にメッセージを。

ドウ 僕たちは苦楽を共にしながら撮影をしました。そんな息ぴったりの僕たちの姿が作品に溶け込んでいるので、きっとハマるはずです。僕たちのドラマを見て、たくさん応援してください。またこうして挨拶ができるよう頑張ります。
ゴンチャン 一生懸命に作り上げた作品なので、楽しんでいただけたらうれしいです。ご覧になったあとに、いろいろ語り合うのも楽しいと思います。応援してくださるみなさんのおかげで頑張ることができるので、これからもたくさん応援してください!
テミン 1話を見たら、おもしろくて、いつの間にか最終回までご覧になっているはずです。このドラマに対する僕たちの深い愛情がみなさんに伝わり、みなさんも愛してくだされば、日本で会える日が来るのではないでしょうか。日本に行って、みなさんにお会いしたいです。

 

ウォン・テミン(コ・ホテ役) ©Stream Media Corporation

Profile ウォン・テミン 원태민
1993年9月16日生まれ。本名のウォン・ヒョンフンとして2020年に『君の心はミュート』でデビュー。『You make me Dance~紅縁〈ホンヨン〉』(21)では主演をつとめた。その他の代表作に『なぜオ・スジェなのか』(22)など。ミュージカルの舞台でも活躍している。

「俺は恋愛なんか求めてない!」インタビューSP
ゴンチャン、ウォン・テミン、ドウの3人が撮影秘話を語るKNTVオリジナル番組。

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