<インタビュー>ユナ(少女時代)、大ヒットドラマ「キング・ザ・ランド」共演のジュノ(2PM)とのケミストリーなどについて語る

<インタビュー>ユナ(少女時代)、大ヒットドラマ「キング・ザ・ランド」共演のジュノ(2PM)とのケミストリーなどについて語る(画像提供:wowkorea)

※一部あらすじ・ネタバレになるような内容が含まれています。

韓国ガールズグループ「少女時代」のメンバーで女優としても活躍しているユナが、ドラマ「キング・ザ・ランド」への大きな愛情に感謝した。

今月6日にJTBCドラマ「キング・ザ・ランド」が主人公たちの心のこもった笑顔と幸せを求めていくストーリーで視聴者にトキメキと感動を与えて幕を下ろした。

劇中、美しい笑顔と優れた能力を兼ね備えたホテリエのチョン・サラン役で、ロマンスとコメディーの展開をリードして毎回好評を得たユナは、「現場で監督や出演者たち、スタッフが“一緒に”作っていく喜びを経験できたので、私を一段階成長させてくれた作品になりました」と感想を明かした。

以下、一問一答。

Q.「キング・ザ・ランド」が熱い関心の中で終了したが、終了の感想は?

撮影している間ずっと最善を尽くして撮った作品でした。だから放送が終了したという事実がさらに特別に感じています。みんなで頑張ったので、その気持ちが通じ合ったように愛情をもって見てくださり、愛してくださった視聴者の方に本当に感謝しています。また監督、脚本家の先生、スタッフの皆さん、共にした俳優の皆さんにもこの場を借りて本当にお疲れさまでした、ありがとうとお伝えしたいです。

Q.「Netflix全世界1位」を成し遂げるなど世界中の視聴者からも愛されたが、そのような知らせを聞いた時は?

まずはそれを聞いて感謝の気持ちが大きかったです。世界中のたくさんの方が愛してくださったということがうれしくて、周りからもお祝いしていただいて、さらに実感できました。コンテンツの撮影をしながらバケットリストに関する質問があり、「『キング・ザ・ランド』Netflix全世界1位」と叫んだのですが、本当に現実となって驚きました。ありがとうございます。Netflixに入ったらメイン画面に私たちのポスターがいつも1位とか上位にあったのもうれしかったです。

Q.前作「ビッグマウス」とは違うラブコメジャンルで、女優としてさらに幅を広げる挑戦だったと思うが、チョン・サランを表現しながら一番気を使ったことは?

常に新しい作品を取り組むたびに考えることがあるのですが、今回は初めて正統派のラブコメに挑戦するということだったので、以前見せていたものとは違う姿をお見せしたいと思いました。外面的には前髪に変化を与えたことをお伝えしたいですね。前髪を切って作品に出演してことがなかったので、撮影前まで切るかどうか、キャラクターに合うのかどうか、すごく悩んだのですが、今回のラブリーなサランのキャラクターには前髪がぴったりだと思って切りました。結果的には私も満足だし、似合うという反応もうれしかったです。

演技的にはホテリエとしてのプロフェッショナルな部分とコメディーの部分のバランスを取るのに気を使いました。実際にホテリエの方に会って習ったこと、基本のアティチュードやサービングの姿勢などを細かく反映し、劇中のサランのように私も継続して笑う練習もたくさんしました。ロマンスの部分は、コメディーの部分と合わせて相手との呼吸やおしゃべりを重要視しながら感情の伝達や表情に焦点を当てて、自然にリアルなリアクションで見せるように口調やトーンに気を使いながら、現場で俳優や監督と力を合わせて演じました。

Q.チョン・サランはただ実力だけでホテリエたちの夢であるVVIPラウンジにまで上がっていくキャラクターだったが、サランの成長を通じて伝えたいメッセージは?

ロマンスが大事な内容ではありますが、チョン・サランがホテリエとして成長していく姿、本当の笑顔を取り戻していく姿、お互いに愛し、求め合いながら変化していく姿も今作の見どころの一つだと思っていたので、そういう部分にも気を使いました。

サランはホテリエの人生に対して真剣に考えている人で、メンタルも元気に自分自身を愛せるキャラクターです。そうやって自分自身を愛せるから、愛する人を逃さず、抱きしめてあげることができ、仕事と恋を同時に手に入れられる人物になれたと思います。生きていると勇気が必要な時もあり、癒しが必要な時もありますが、自分なりのホテルを作って、新しい道を進んでいくサランの選択、恋という感情に直進していく姿、心からの笑顔を求めて成長する部分が見てくださった方にも勇気や癒しになれたらと思いました。

Q.本作で多くの名シーンを誕生させて良い反応を得たが、自分が一番好きな場面や記憶に残る場面は?

いろいろあるのですが、まずは10話でタイの噴水のシーンです。絵や雰囲気が童話や映画のワンシーンのように本当にきれいに表現されていて、多くの方が喜んでくださいました。衣装まで相談して気を使ったシーンなので、うまくできたと満足しています。

そしておしゃべりで一番良かったのは、3話のカパ島で酒を飲むシーンです。序盤は会いさえすればいがみ合っていたウォン(「2PM」ジュノ)とサランが初めて少しでもお互いに関して話をするシーンで、ウォンが飾らずに本気で自分に接するサランの姿に心を開くシーンなので欠かすことができませんね。撮影の時は風が強くて大変なことが多かったのですが、だから余計に記憶に残っているのかもしれません。

また、感情的な部分では7話でヘリコプター記者会見の時に初めてウォンに自分の気持ちを告白する感じの感謝のあいさつを伝えるシーンと、9話で反対にウォンがサランに告白してくれるおばあさんの部屋でのシーン、16話でウォンがプロポーズしようとしてできず、サランの夢を応援してくれるシーン、おばあさんが夢を応援しながら通帳を出してくれるシーンもリハーサルの時から本当に泣きそうになったシーンなので記憶に残っています。

さらにプロ的な一面を見せてくれる1話で3か国語を使って紹介するシーンも序盤にサランがVVIPラウンジに上がることができる能力を見せていたシーンの一つで、好きです。また7話でウォンに仕事を教えるシーンも多くの方がときめいたと言ってくださっているし、ホテリエとしての気持ちがうまく伝えられたシーンだと思っています。まあウォンの成長や変化を導く恋の瞬間の一つでもあると思うので好きです。16話の中でいくつかを選ぼうと思ったのに、ずいぶん多くなってしまいましたね(笑)。

Q.ク・ウォン役のイ・ジュノとのケミストリーも話題になったが、実際にどうだったか?

ラブコメは2人のケミストリーが大事だと思っていましたが、ポイント的な部分で意見がぴったりだったし、たくさん助けてもらいました。だから撮影をしながらコミュニケーションや表現が楽になったと思います。現場でリハーサルをしながら状況や場所に合わせてアドリブを入れたり、撮影しながら瞬間的にアドリブをやり取りしたりしたこともありました。そういった部分もささやかに見る楽しみになったので、私自身も放送を見るのが楽しみになりました。

Q.「キング・ザ・ランド」は自分にとってどのような意味の作品で、視聴者にはどんなドラマとして残ってもらいたいか?

私にとって「キング・ザ・ランド」は現場で監督、俳優、スタッフとたくさん悩みを分かち合いながら“一緒に”作っていく喜びを知る経験ができ、自分をもう一段階成長させてくれた作品でした。視聴者の方にはときめきながらも愉快に笑うことができ、気楽に見ながら温かさを感じられるドラマとして記憶に残ってもらえたらうれしいです。

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