キルヒール
3人の女性の果てなき欲望…
騙し騙されの壮絶な愛憎劇!
テレビショッピング業界を舞台に、3人の女性の意地とプライドを懸けた闘いを描くスリリングな愛憎劇。崖っぷちから再起を図る通販番組のMC、腹の底が読めない冷徹な専務、誰からも慕われる看板MC――それぞれの欲望がぶつかり、妬みや猜疑心が絡み合う争いの果てに生き残るのは? キム・ハヌル主演の話題作をKNTVにて2023年1月13日(金)より日本初放送!
したたかな主人公をキム・ハヌルが熱演
主演を務めるのはキム・ハヌル。
主人公のウ・ヒョンは、かつては人気を誇った通販番組のMC。人気が低迷して焦っているうえに、甲斐性なしの夫と強欲な姑にもストレスをつのらせ、今や崖っぷちに立たされている。そんなとき、思いがけないチャンスをつかむ……。序盤は思いつめた表情で悲劇のヒロインのようだが、けっして同情されるような女性ではない。あざとさも備え、計算高く自分の道を切り開く力強い女性だ。生き馬の目を抜く熾烈な争いのなか、彼女は再起することができるのか?
前作『18アゲイン』から一転、キム・ハヌルがこれまでになくしたたかな女性に扮している。その新境地ともいえる熱演に注目だ。
ベテラン女優たちが火花を散らす!
一方、崖っぷちに立たされたヒョンに手を差し伸べるキ・モラン役を演じるのはイ・へヨン。父親は映画監督の巨匠イ・マニで、自身も長く映画界で活躍してきたベテラン女優だ。『ごめん、愛してる』や『マザー~無償の愛~』などのドラマでも強い印象を残している。本作で演じるモランは、平社員から専務にまで昇りつめた完璧主義者。ある目的からヒョンに近づくが、けっして手の内を見せようとはしない。はたして彼女の望むものとは? イ・ヘヨンの圧倒的な存在感から目が離せなくなるはずだ。
そして、ヒョンのライバルで、看板MCの座に君臨するペ・オクソン役には『女王の花』のキム・ソンリョン。オクソンはあらゆる商品を完売させる通販番組のトップMCだ。人望が厚く後輩からも慕われ、夫は国会議員、息子は優等生という誰もがうらやむような幸福な人生を歩んでいる。ところが、そんな彼女もまた秘密を抱えているのだ。上品で優雅な物腰の裏に隠された本当の姿とは……。
ヒョン、モラン、オクソン――それぞれの思惑が交錯し、予測できないストーリーが展開するスリリングな愛憎劇。3人の実力派女優による演技対決が見ごたえたっぷりだ。
舞台はテレビショッピング業界
韓国では日本以上にテレビショッピングが人気。ロッテや現代〔ヒョンデ〕といった百貨店でおなじみの大手企業を中心に、ケーブルテレビで多数の専門番組が放送されている。
ショッピング+エンターテインメントから「ショッパーテインメント」という造語が生まれるほど“エンタメ化”が進んでいるのも特徴だ。アイドルや芸人を起用してコラボレーションするケースも増加。SUPER JUNIORの新譜とダウンコートがセット販売されて大反響を呼んだことも。商品を紹介するショーホスト(=MC)がカリスマ的な人気を集めるなど、通販番組がまるでバラエティ番組のように盛り上がっている。
そんなテレビショッピング業界の舞台裏を描いたのが本作。華やかな世界の裏で意地とプライドを賭けた闘いを繰り広げる3人の女性の対照的な人生を描いている。
Story
通販番組MCのヒョン(キム・ハヌル)は焦りを感じていた。トップMCと呼ばれた頃もあったが、このところ「旬が過ぎた」と陰でささやかれ、かつての勢いをなくしているのだ。uniホームショッピングの看板MCの座はオクソン(キム・ソンリョン)のもの。オクソンの紹介する商品が完売し、残り時間を埋めるためにトイレットペーパーの担当をさせられるほど落ちぶれてしまった。再起を図ろうとライバル会社への移籍を試みるも、あっけなく断られる。そんな絶望的な状況のなか、手を差し伸べたのは専務のモラン(イ・へヨン)だった。しかし、1年前に担当番組からヒョンを下ろし、オクソンをMCにした上司こそがモランなのだ。ヒョンは崖っぷちに立たされながらも警戒し、モランに背を向けるが……。
キルヒール
2023年1月13日(金)より日本初放送
出演:キム・ハヌル、イ・ヘヨン、キム・ソンリョン、キム・ジェチョル、チョン・ウィジェ、ハン・スヨン、チョン・ノミン、ムン・ジイン
脚本:シン・グァンホ、イ・チュンウ
演出:ノ・ドチョル(『仮面の王 イ・ソン』)、キム・セビョル
2022年/全14話/tvN/킬힐
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