女優ソン・イェジン、夫ヒョンビンを好きになった理由を語る「運命ということが…人間的にかなり惹かれた」
女優ソン・イェジンが、夫で俳優のヒョンビンを好きになった理由を公開した。
ソン・イェジンは今月6日、「第28回プチョン(富川)国際ファンタスティック映画祭(BIFAN)」の「俳優特別展」の主人公に選ばれ、トークショーをおこなった。
この日彼女は、「富川映画祭で特別展をするのはどうかというオファーをいただいたが、実際『私にそんなことができるの? そんな力になれる?』と思いながらも、とても光栄なことじゃないか」とし、「俳優としては誰でも1度は特別展を開催したい気持ちはあると思って、それで喜んで参加することになった」と明らかにした。
続けて、「個人的に大きい出来事があった。結婚して、出産して、子どもを育てて…2年が短いといえば短い期間かもしれないが、私の人生では最も大きな変化だった。私が俳優という職業を忘れて、『私は母親だ』という気持ちで過ごした2年だった」とつけ加えた。
また、「演技を始めた頃のように、ちゃんとやりたいのに情報もなくて、誰かが手伝ってくれるわけでもなくて、1人ですべてのことを理解していかなければならない、それは母親も同じだった。皆さん母親役が上手い方ばかりだが、このように難しいことを皆さん何の気なしに上手かったの? と思うほどに、本当に1つの命を宿って真心を込めて育てるのは、あまりにも大きな身を削る程の苦難だったように思う」と打ち明けた。
そうして、「この2年の歳月が、私にとってはあまりにも大きな変化であったし、それが個人的には苦難よりさらに大きな幸せを、もたらしてくれたようだ」とし、「2年の時間、生まれて初めて経験する多くの感情を、俳優として生かしていきたいと思ったりもして、いろいろと2年という時間が大事だった」と強調した。
加えて、「いつも隣で誰かが手伝ってくれて、いつも俳優として生きていく20年が慣れたものになっていたが、家族ができて、自分よりさらに大事な子どもが生まれたりした時は、自分を捨てなければいけなかった」とし、「俳優たちは、自分の中にいる自分のことだけを考えなければいけないから、利己的な面が多い。これからは、少し視野が拡がったと言わなければならないだろうか。気持ちも弱くなったように思う」と伝えた。
さらに、ソン・イェジンは夫ヒョンビンと結婚することになった理由について、「たくさんの方々が、俳優さんと恋愛もして結婚もしているが、私はそれを好まないタイプではあった。だが、運命ということが…」と、吹き出し「しきりに人々が私たちは似ていると言うんです。しきりに見ているから、印象が似ているのかなと思うようになった。2つの作品で共演したが、人としてかなり惹かれたようだ」と告白し、視線を捕らえた。
そして、「昔の人で言うと士人(=教養と身分のある人物)のようなスタイルだ。とても明るくて、理性的で嫌味をうまく捉えたり、捉えて敵にする人ではなくて、淡泊なそんな姿だった」とし、「イケメンで、背も高いし、頼もしかった」と誉めた。