ドヨン(NCT)、デビュー8年でソロデビューに期待できる理由
韓国ボーイズグループ「NCT」メンバーのドヨンが今月22日、初のソロアルバム「YOUTH」を発表する。デビューしてから8年で、完全に自分だけの感性で満たしたアルバムを出すドヨンのソロデビューが期待される理由を探ってみる。
# 8年間積み上げてきた「K-POPを代表するボーカル」クラス
2016年4月にグループ「NCT」としてデビューしたドヨンは、「Fact Check」、「2 Baddies」、「英雄; Kick It」、「Make A Wish(Birthday Song)」、「BOSS」などヒット曲を相次いで発表、韓国を越えて米国のビルボード、英国のオフィシャルチャート、日本のオリコンなど世界中の数多くの音楽チャートを席巻し、注目に値する活躍を繰り広げた。
特に、ドヨンは「NCT」が披露した強烈なヒップホップとパワフルなダンスジャンルの音楽の間で、特有のしっかりしたボーカルと涼しげな高音を誇り、グループ内のボーカルメンバーとして活躍した。コンサート、音楽番組など数多くの舞台で卓越したライブの実力を証明し、断然「K-POPを代表するボーカリスト」として挙げられている。
2023年4月にはユニット「NCT DOJAEJUNG」で正式デビュー、初のミニアルバム「Perfume」で感覚的で洗練された魅力を披露し、熱い反応を得て、K-POPユニット初動(発売してから最初の1週間の販売数)1位になるなど完璧なシナジー効果を見せた。
# 「信じて聞くドヨン」のOSTからコラボレーションまでこなす!
新しい「OSTキング」として挙げられているドヨンは、ドラマ「ユミの細胞たち」の「Like a Star」、「浪漫ドクターキム・サブ3」の「Beautiful Day」、「サウンドトラック#1」の「もう少しだけ」など多くのOSTに参加し、劇の没入度を高める繊細な表現力で各分野からラブコールが殺到している。
さらにドヨンはリョウク(SUPER JUNIOR)、オンユ(SHINee)と共にした「Where You Are」、女優キム・ミンハと歌った「Fallin'」、Rocoberryと共にした「別れないで、私たち」、キム・セジョンとのデュエット曲「Star Blossom」、ジョイ(Red Velvet)と共にした「First Christmas」といったコラボレーションまで、ソロとしても多方面で音楽的な力量を立証し「信じて聞くボーカル」として位置づけられた。
# デビューしてから初めての曲作業で音楽への想い、さらに楽しみなソロデビュー
ドヨンは初のソロアルバム「YOUTH」の収録曲「Beginning」と「From Little Wave」の曲作業に参加し、デビューしてから初めてクレジットに名前を載せた。 今回のアルバムの始まりを知らせる「Beginning」を単独で作詞したドヨンは、ソロアーティストとして活動しながら叶えていく数多くの夢に対する気持ちを書き、作曲にも参加して作曲家ソ・ドンファンと共に胸いっぱいに詰まった感情を表現するために心血を注いだ。
それだけでなくドヨンは「1人でアルバムを出すことに多くの誓いが必要だったし、私の歌に確信ができた瞬間からこのアルバムを出す瞬間を熱心に描いてきた。アルバムのあちこちに、歌詞の1小節、1小節に真心を込めた。『真心は通じる』という気持ちで生きてきた私に一番意味があり貴重な記憶として残るアルバムだ。私が描いてみた『YOUTH』でシズニー(=「NCT」のファン)を癒し、愛したい」と感想を明らかにし、音楽に向けたドヨンの率直な気持ちがどれほど大きいかを推察させた。
一方、4月22日午後6時にベールを脱ぐドヨンの1stソロアルバム「YOUTH」はタイトル曲「Little Light」を含め、若者が感じる様々な感情を歌った全10曲が収録されている。