朝鮮弁護士(原題)
破天荒な弁護士の復讐と愛を描く
待望のウ・ドファン除隊後復帰作!
朝鮮時代を舞台に、百戦錬磨の弁護士が親の仇を討つために権力者に挑む痛快な法廷ロマンス時代劇。ウ・ドファンの除隊後復帰作としても話題を集めた最新作が、早くも日本上陸。2023年8月からの本放送スタートに先駆け、7月25日(火)に第1話を先行放送!
ウ・ドファンが振り幅の広い演技で魅せる!
主人公の外知部〔외지부/ウェジブ:弁護士〕カン・ハンスに扮するのは『私の国』のウ・ドファン。兵役による活動休止から約2年、これが除隊後の復帰作となる。あらゆる法に精通した頭脳明晰なハンスは、勝訴のためには手段を選ばず、両親を死に追いやった者たちへの復讐を胸に抱いている。しかし、ふだんはお調子者でユーモラス。ウ・ドファンの演技巧者ぶりが際立つ、飄々とした役どころだ。また、精悍な肉体を見せたかと思えば、女装を披露したり、多彩な姿で楽しませてくれる。
一方、ヒロインを務めるのは『私の彼はエプロン男子~Dear My Housekeeper~』(KNTV放送時『あなたのハウスキーパー』)や『二十五、二十一』のキム・ジヨン。初の時代劇だが、凛としたたたずまいで堂々としたヒロインを好演している。公主〔공주/コンジュ:王の娘〕という身分を隠し、庶民のあいだで暮らしている正義感あふれるソウォン(本当の名前はイ・ヨンジュ)。実は彼女もまた復讐心を秘めている。はじめこそハンスをカネの亡者と誤解するが、彼を利用することを思いつき、距離を縮めていくが……。やがて芽生える2人のロマンスからも目が離せない。
チャ・ハギョンが切ない役どころを好演
そんな2人と三角関係を展開するのはチャ・ハギョン。『バッド・アンド・クレイジー』での好演も記憶に新しいところだが、本作では漢城府〔한성부/ハンソンブ:首都の司法や行政を担当した部署〕の判尹〔판윤/パニュン:長官〕のユ・ジソン役を演じる。権力をほしいままにする父とは違い、責任感が強く、真面目な人物。理想と現実のはざまで葛藤し、ヨンジュに想いを寄せる切ない役どころだ。
また、万人に公平な法治国家を目指す王のイ・ヒュルには『ミッシング~彼らがいた~』でトーマス役を好演したソン・ゴニが扮する。そして、狡猾な領議政〔영의정/ヨンウィジョン:すべての役人を統括する最高官職。総理大臣にあたる〕ユ・ジェセに『六龍が飛ぶ』のチョン・ホジン、ソウォン=ヨンジュを支える乳母のホン氏にシン・ドンミなど、韓国ドラマでおなじみのベテラン俳優たちが脇を固める。
法廷ドラマとラブストーリーを組み合わせた痛快な時代劇
原作は同名の人気ウェブ漫画で、脚本を『七日の王妃』のチェ・ジニョン、演出を『二十五、二十一』のキム・スンホが手がけた。復讐がストーリーの軸ではあるが、コミカルな場面も満載。法廷ドラマ+ラブストーリー+時代劇という斬新な組み合わせで痛快な活劇に仕上がっている。
ウ・ドファンの硬軟自在の名演には誰もが引き込まれるはず。そして、毅然とした立ち居振る舞いを見せるキム・ジヨン、葛藤し、苦悶に満ちた表情を浮かべるチャ・ハギョンら、若手実力派俳優たちが物語を牽引する。スリリングなストーリー展開に手に汗握り、切ないロマンスに胸を締めつけられることだろう。
Story
弁護士のハンス(ウ・ドファン)は、チャン氏商団の横暴で酒の商売ができなくなったパク氏の訴訟を引き受けることになった。誰もが負けると思われた裁判だが、言葉巧みなハンスの弁論で形勢は逆転。見事に勝訴を収めるのだった。それを見ていたソウォン(キム・ジヨン)は、身分を隠しているが、実は先王の娘。はじめこそハンスを誤解していたソウォンだったが、ハンスの才覚を知り、助手になりたいと志願する。一方、ソウォンを見守るジソン(チャ・ハギョン)は、勝訴のためには手段を選ばないハンスに眉をひそめ……。
朝鮮弁護士(原題)
2023年7月25日(火)第1話先行放送
2023年8月19日(土)より日本初放送
出演:ウ・ドファン、キム・ジヨン、チャ・ハギョン、チョン・ホジン、シン・ドンミ、ソン・ゴニ
脚本:チェ・ジニョン(『七日の王妃』)
演出:キム・スンホ(『二十五、二十一』)、イ・ハンジュン
2023年/全16話/MBC/조선변호사
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