テレビシネマ 2021
斬新なテーマが生む新たな映像体験
国内外で高く評価された珠玉の3作品
2010年から良質な短編ドラマを贈り続けている「KBSドラマスペシャル」。その一貫としてスタートしたプロジェクトが「テレビシネマ」だ。その名のとおり、ドラマと映画の境界を越えたハイクォリティな作品がそろっている。斬新なストーリーと完成度の高い映像美が特長。これまでにない新たな映像体験を味わうことができるはずだ。新シリーズの第1弾を飾った3作品をKNTVにて2023年7月11日（火）より日本初放送！
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#1 ヒス
出演：チョン・ソミン、パク・ソンフン、キム・ガンヒョン、パク・ハナ
ジュウン（チョン・ソミン）は娘のヒス（キム・ユンスル）を交通事故で亡くし、喪失感から抜け出せない。夫のテフン（パク・ソンフン）が友人のジュンボム（キム・ガンヒョン）に相談すると、開発中のVR機器を使ってみることを提案される。AIとVRで復元されたヒスと再会したジュウンは笑顔を取り戻すが……。
発達した科学技術がもたらす悲劇を描いたサスペンス。仮想空間にのめり込み、狂気に陥っていく母親をバラエティ番組『ランニングマン』でもおなじみのチョン・ソミンが熱演する。その鬼気迫る表情は必見だ。夫に扮するのは『恋の始まりは出馬から!?～すべき就職はしないで出師表～』のパク・ソンフン。妻の悲しみを癒やそうと尽力する夫だが、実はある秘密を抱えていて……。思いも寄らないストーリー展開に驚くはず。AIが急速に進化を遂げるなか、起こりうる未来を映し出したリアルな物語として胸に迫ってくる。「コリアUHDアワード2021」ドラマ部門の最優秀賞受賞作。
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#2 痛みの風景
出演：アン・ネサン、キル・ヘヨン、ペク・ジウォン、チャ・スンベ
ある日、神父のガブリエル（アン・ネサン）は「人を殺しました」という告解を聞く。その言葉を真に受けないガブリエルだが、2ヶ月後、若い女性の遺体が発見された。状況から自殺と判断されるが、犯人は廃品回収をしながらひっそりと暮らす老女（キル・ヘヨン）なのだった。ガブリエルが不安をつのらせるなか、さらに殺人は続き……。
自殺に偽装された連続殺人事件を追う不気味なスリラー。犯行を防ごうと奔走する中年神父ガブリエルを『社長をロック解除』（原題）のアン・ネサン、刑事を『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のペク・ジウォンが演じる。そして、殺人を繰り返す孤独な老女に『怪物』のキル・ヘヨンが扮し、異様な存在感を放っている。冒頭から不穏なムードに包まれているが、物語が進むにつれてますます恐ろしい展開に。淡々とした風景が恐怖をより際立たせる実験的な意欲作だ。
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#3 サイレン
出演：チェ・ジニョク、パク・ソンヨン、チョ・ダルファン、ク・ジャソン
あらゆる騒音を吸収するクリーンキューブを開発したノティックウェーブの処理施設で、ある日、職員のオ課長（チョ・ダルファン）が自殺した。後任としてやって来たテスン（チェ・ジニョク）は、補償金問題で揉めている近隣住民から冷たい視線を浴びる。やがてオ課長が自殺ではないかもしれないと思いはじめ、事件の真相を探るが……。
『皇后の品格』のチェ・ジニョクが主演を務めたサスペンス。補償問題で住民との合意をとりつけようと片田舎にやって来た男が、思いがけない事件に巻き込まれていく。前任者の死の裏にはいったい何があったのか……？ 主人公の上司に『曲げない男、ク・ピルス』のパク・ソンヨンが扮し、鬼気迫る演技を見せる点にも注目。江陵国際映画祭やファンタスポア国際ファンタスティック映画祭に正式招待され、国内外で高い評価を得た。
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テレビシネマ2021
2023年7月11日（火）より日本初放送
出演：チョン・ソミン、パク・ソンフン、アン・ネサン、キル・ヘヨン、チェ・ジニョク、パク・ソンヨン
2021年／全3話／KBS／KBS 드라마 스페셜 2021 TV시네마
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