なにもしたくない(原題)
イム・シワン&キム・ソリョン主演
不器用に生きる男女の癒やしの物語
韓国で放送中の最新作が早くもKNTVで放送決定! 海辺の田舎町で出会った不器用な男女が見つける本当の自分とは――。イム・シワン&キム・ソリョン共演の心あたたまるヒーリングストーリー『なにもしたくない』(原題)を2023年1月21日(土)より日本初放送!
“人生ストライキ”から始まる新たな生き方
本作の舞台となるのは、海辺の田舎町。“人生ストライキ”を宣言をして都会を離れ、気の向くままにやって来た女性が、人づきあいの苦手な青年と出会い、新たな人生を模索する。
同名の人気ウェブ漫画を原作に、『コーヒープリンス1号店』などの人気作を手がけてきたイ・ユンジョンが演出。慎ましく生きる市井の人々の暮らしをあたたかなタッチで丁寧に描き、しみじみとした味わいのある作品に仕上げている。素朴な田舎の風景にも心を癒やされることだろう。
優しさがにじみ出るイム・シワンの好演
『ミセン―未生―』などで高く評価される若手実力派俳優のひとり、イム・シワン。最新作で演じるのは、極度の人見知りだが、親切で優しい好青年だ。
アン・デボムは人づきあいの苦手な図書館の司書アルバイト。おだやかな性格で、子どもたちからも慕われる存在だが、かつては違った顔をもっていたことが回想シーンで示唆される。いったいデボムに何があったのか? 徐々に明らかになっていくデボムの過去、そしてヨルムとの出会いで変わっていくデボムの姿に注目だ。
ちょっとした行動の端々にその優しさがにじみ出るイム・シワンの繊細な演技に引き込まれるはず!
等身大の女性を自然体で演じるキム・ソリョン
「これからは何もしない。人生ストライキだ」と新たな生き方を模索するイ・ヨルム役を演じるのはキム・ソリョン。2012年にAOAのメンバーとしてデビューする一方、同年に『いとしのソヨン』で演技活動も開始。『私の国』ではヒロインを務めるなど、現在は女優として活躍中だ。
職場で理不尽な目に遭い、母を亡くし、恋人に捨てられ……と度重なる不幸に見舞われたヨルムは、しがらみを捨てて見知らぬ町に辿り着き、たったひとりで人目を気にせず生きていこうと決意する。食堂でスンデクッパをかきこみながら焼酎をあおったり、酔っぱらって突飛な行動をとったり。はじめのうちは田舎で浮いた存在だが、人々と触れ合うことで次第に打ち解け、成長していく。
ヨルムが会社を辞め、解放感に浸る晴々とした表情が印象的。化粧っ気のないナチュラルなキム・ソリョンが新鮮だ。等身大の女性を自然体の演技で魅せている。
すべてを投げ出し「なにもしたくない」と思った経験は誰にでもあるはず。そんな人の心にそっと寄り添うように紡がれるヒーリングドラマだ。生きることに不器用な者同士の偶然の出会いから始まる物語。人生の壁にぶつかり、その足を止めた2人の男女が再び歩きだす。2人の行く末を見守りたい。
Story
ヨルム(キム・ソリョン)は会社で必死に働いているが、上司や同僚からはこき使われ、うんざりした毎日を送っていた。そんなある日、突然の交通事故で最愛の母を亡くし、恋人からも別れを告げられてしまう。もう失うものはないと悟ったヨルムは、通勤途中、桜の花びらに誘われて会社とは逆方向の電車へ。そのまま辞めることを決意する。自由に生きようと気ままな旅に出たヨルムは、きれいな海が目の前に広がるアンゴク村に辿り着いた。そこで、図書館司書のデボム(イム・シワン)と出会う。目も合わせず、言葉を交わさないデボムを不思議に思いながらも、村になじめないヨルムを何かと助けてくれるデボムのことが気になりはじめ……。
なにもしたくない(原題)
2023年1月21日(土)より日本初放送
出演:イム・シワン、キム・ソリョン、シン・ウンス、パン・ジェミン、パク・イェヨン、クァク・ミンギュ
脚本:ホン・ムンピョ、イ・ユンジョン
演出:イ・ユンジョン(『コーヒープリンス1号店』『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』)、ホン・ムンピョ
2022年/全12話/ENA/아무것도 하고 싶지 않아
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