韓国を代表する物理学者、大流行の性格診断テストMBTIをバッサリ「科学的に検証されたものはない」=「ラジオスター」

韓国を代表する物理学者、大流行の性格診断テストMBTIをバッサリ「科学的に検証されたものはない」=「ラジオスター」

韓国の物理学者キム・サンウク教授が大韓民国上位0.1%だけができる模擬修学能力試験出題委員の経験談を公開する。

 13日のMBC「ラジオスター」はキム・サンウク教授、俳優ハ・ソクジン、女優イ・シウォン、歌手Heizeが出演する「ジーニアスプラン」特集が放送される。大韓民国を代表する物理学者キム教授が番組初出演。キム教授は絶対に出るなという妻の反対を押し切って「普段妻の言うことを聞くほうだが、番組は例外」と、本番組出演を強行した理由を公開して好奇心を高める。また「1年に講演オファーだけで2000件以上」とし、大韓民国1号プロファイラーのクォン・イルヨン氏と講演界のツートップとして目が回るほど忙しい「セレブ教授」の近況を公開する。

 オファーの90%以上は断るが、知人のために自身が定めた「1週間に2件以上の講演禁止」ルールを完全に守ることは難しいというキム教授。特に「チャン・ハンジュン監督が(講演を)たくさん要請する」と話し、爆笑を誘った。

 キム教授は初めてレギュラー出演したバラエティー番組「アルスルシンジョブ(=知っておけば無駄な神秘的雑学辞典)3」に出演していた当時、シーズン1に出演したチョン・ジェスン教授に助言を求めたが出演を止められたと明らかにし、その理由が気になる。だが、科学を知らせる良い機会だという考えで「アルスルシンジョブ3」への出演を強行したというキム教授は初めての収録時に、一言コメントするのが難しく「バカになった感じだった」と話した。以後、“番組モンスター”に成長した秘けつを会得したキム教授は「コツ」を公開して視聴者の耳を引き付ける。

 キム教授は科学者として、性格診断テストのMBTIについて「MとBは人の名前であり、彼らは科学者でも心理学者でもない小説家だ。根拠もなく(科学的に)検証されたものはない」と反感を示した。これに対してHeizeが「私がF(感情型)だが、FとしてT(思考型)が何だっていうの」と超共感すると、キム・グラも「私はミスターTだよ」と強調して笑わせた。血液型による性格タイプについても科学者の考えを尋ねたが、キム教授がどんな反応を見せたのか興味深い。

 キム教授はまた、科学者として映画を見る時、気になることが多いとしながらも重力の大切さを扱った映画「ゼロ・グラビティ」を見て感動した話を公開。感銘を受けた場面を具体的に言及したが、キム・グラは「放送局に来れば重力のない人が多い。突然スターになって浮わついている子たち」と言って、スター病にかかった芸能人たちに「ファクト暴力」を飛ばして爆笑させた。

 そうかと思えば、キム教授は修学能力試験(日本の大学入学共通テストに相当)の模擬試験出題委員として半月間リゾートに閉じ込められていた経験談を明かし、耳目を集めた。 番組MCたちはどこにいっても聞くことができない模擬修能出題委員の貴重な経験談に耳を澄ました。キム教授が実は科学者兼歌手としてデビュー(?)したエピソードと番組のために準備したモーツァルトの方言のモノマネなども公開し、爆笑を誘った。

 一方、キム教授の興味深いエピソードなどは13日午後10時30分に放送される「ラジオスター」で確認できる。

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