映画「ザ・ムーン」D.O.(EXO)、月に孤立した宇宙飛行士…キム・ヨンファ監督も称賛

映画「ザ・ムーン」D.O.(EXO)、月に孤立した宇宙飛行士…キム・ヨンファ監督も称賛(画像提供:wowkorea)

映画「ザ・ムーン」が今夏、観客に驚異的な月と宇宙の姿をリアルに伝える見通しだ。「ザ・ムーン」側が月に足を踏み入れた初めての韓国宇宙飛行士ソヌに変身した「EXO」D.O.(ド・ギョンス)のキャラクタースチルを21日、公開した。

「ザ・ムーン」は「神と共に」シリーズで、双千万(観客動員数1000万人を記録した映画を2本保有しているという意味)神話を成し遂げたキム・ヨンファ監督が披露する今夏、最高の期待作だ。事故により1人で月に孤立した宇宙飛行士ソヌと、必死に彼を救おうとする元宇宙センター長ジェグクの死闘を描いた映画だ。

公開されたスチルは月探査に出発した宇宙飛行士ソヌの極と極を行き来する相反する姿を盛り込んで視線を引く。D.O.が演じたファン・ソヌは分子物理学を専攻したUDT出身で、韓国初の有人宇宙船「ウリ号」に末っ子隊員として搭乗し、月に発つ。しかし、予想できなかった太陽風が「ウリ号」を襲い宇宙船システムに問題が生じて、ソヌは1人で生き残り、暗い宇宙に孤立する。生存可否さえ未知数である絶体絶命の状況で、ソヌは任務完遂のために月に降りていく冒険を決心する。そして月に第一歩を踏み出した最初の韓国宇宙飛行士になるときめきの瞬間も満喫する。しかし、彼が経験しなければならない苦難はその時から再び始まる。

ドラマ「大丈夫、愛だ」、映画「あの日、兄貴が灯した光」「神と共に」「スウィング・キッズ」などを通じて主演俳優の地位を強固にしたD.O.は、「神と共に」シリーズ以来となるキム・ヨンファ監督と作品で再会し大きな話題を集めた。

D.O.は「ソヌが宇宙に1人孤立した状況で感じる恐れや恐怖感、孤独な感情を表現することに重点を置いた」と演技主眼点を明らかにし、新しい人生キャラクター更新を予告する。キム・ヨンファ監督もやはりD.O.に対して「『神と共に』の時からすでに演技経歴が10年ほどになった俳優だと思った」と感嘆を禁じえなかった。キム・ヨンファ監督は「真夏に数十キロの宇宙服を着て、空気と風一つ通じない空間で感情シーンまで見事に消化した。拍手を受けるに値することだ」と、地球から38.4万キロ離れた月で感じたソヌの複合的な心境を細かく表現したD.O.に称賛を惜しまなかった。

一方、月に1人で孤立した韓国初の月探査の宇宙飛行士を演じたD.O.の細やかな感情演技が際立つ「ザ・ムーン」は来る8月2日、韓国で公開する。

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