チェ・スジョン＆ト・ギョンワンのロマン旅行
芸能界きっての愛妻家が二人旅へ
全羅南道の美しい自然と食を満喫
数々の時代劇でおなじみの俳優チェ・スジョンが、元アナウンサーのト・ギョンワンと旅行へ！ 愛妻家として有名な2人が風光明媚な全羅南道を巡る旅に密着する。心を洗われる景勝地や、おいしそうな名物料理が次々と登場！ ドラマで見せるカリスマ性あふれる姿とは違った、チェ・スジョンのお茶目な一面にも注目だ。ロマンたっぷりのヒーリング旅行記を2023年7月4日（火）より日本初放送！
1962年12月18日生まれのチェ・スジョンは、1987年のデビュー以来、35年にわたって活躍している韓国を代表する名優のひとり。とりわけ『海神-HESHIN-』『大祚榮（テジョヨン）』などで「時代劇俳優」としておなじみだ。妻のハ・ヒラとは「芸能界一のおしどり夫婦」と呼ばれている。一方、1982年3月31日生まれのト・ギョンワンは、KBSアナウンサーとして活躍後、2010年に退社。2013年に歌手のチャン・ユンジョンと結婚し、育児バラエティ番組『スーパーマンが帰ってきた』などでタレントとして活動している。
20歳という年齢差があるが、ともに有名な愛妻家。そんな2人が、夫や父という役割を離れ、男だけで2泊3日の旅に出る。チェ・スジョンにとって家族のいない旅行は実に29年ぶりだそう。旅の行き先は、韓国南西部に位置する全羅南道〔전라남도／チョルラナムド〕。沿岸には数多くの島が点在し、内陸には智異山や月出山といった名峰が連なる、自然そのままの姿を残した景勝地がたくさんある地域だ。
初日に訪れるのは、順天〔순천／スンチョン〕。
34万坪にも及ぶ広大な順天湾国家庭園は、四季折々の花が植えられ、一年を通じて楽しめるところ。2人は陽光の下に染まった紅葉や色とりどりの花々に癒やされる。映画『別れの決心』のロケ地にもなった松広寺〔송광사／ソングァンサ〕も心休まるヒーリングスポット。そして、順天といえばユネスコ生物圏保護区にも指定されている広大な干潟が有名だ。臥温〔와온／ワオン〕海岸は夕陽の絶景スポットで、黄金色に染まった干潟は息を呑むほどに美しい。
この日の夜はト・ギョンワンがセッティングして海辺でキャンプ。コノシロの和え物やイワガニを使った豪勢なラーメンで一日を締めくくる。
地元の名物料理も旅の醍醐味のひとつ。ロケーションも最高！ ©SBS
2日めは、高麗青磁の生産地として有名な康津〔강진／カンジン〕へ。
ドラマ『環魂』の撮影でも使用された見事な竹林は、そこを歩くだけでストレスが解消しそう。また、康津はお茶の産地としても有名で、茶山〔다산／タサン〕（『雲が描いた月明り』などにも登場する儒学者・丁若鏞〔정약용／チョン・ヤギョン〕の号。この地で流刑生活を送り、茶の栽培などを行った）から続く伝統茶をいただく。ふだん呑む緑茶とはまったく違う味に、体の芯から癒やされ、ホッとした表情を見せる。
2人は伝統的な韓屋でFUSO体験も。FUSOとは Feeling Up Stress Off の略で、農村文化の宿泊体験でストレスから解放されようというもの。さらに、オススメの名物料理を尋ね、2人も知らなかったヘチュンタン〔회춘탕〕を食べにいく。朝鮮時代から海産物も肉も豊富だった康津ならではの、タコやアワビ、骨付き鶏肉などがゴロゴロと入った滋養強壮によいとされる鍋。旅の疲れも吹き飛ぶ絶品グルメだ。
都会の喧騒を離れ、伝統の息づく農村でヒーリング体験 ©SBS
最終日に訪れる霊光〔영광／ヨングァン〕は「9景9味9品」という言葉があるほど景色・名物料理・特産物が豊富なところ。森林遊歩道の黄土を裸足で歩いたり、干潟で潮干狩りに挑戦したり、地元の人と交流して食事をごちそうになったり。また、海岸線をドライブしたいというト・ギョンワンのためにチェ・スジョンが“オープンカー”を用意。旅の最後は、白岫〔백수／ペクス〕海岸道路のオーシャンビューで迎える。
時代劇のカリスマ俳優というイメージの強いチェ・スジョンだが、冗談を言ったり踊ってみせたり、意外に気さくで、お茶目な姿を披露する。また、ドラマ『たった一人の私の味方』で父娘役を演じたユイに電話をかけ、「はい、お父さん！」と出たユイと仲睦まじく話す微笑ましい場面も。ほとんどバラエティ番組に出演することのないチェ・スジョンの貴重な姿も大きな見どころだ。
そして、全羅南道の自然あふれる景観は見ているだけで癒やしになるが、地方旅の参考にもなるはず。その土地ならではの特色がいっぱいの韓国の多彩な魅力に触れてもらいたい。
20歳の年の差がある2人だが、旅を通じてさらに親睦を深めていく ©SBS
チェ・スジョン＆ト・ギョンワンのロマン旅行
2023年7月4日（火）より日本初放送
2023年／全3回／SBS／낭만 여행 떠나보면 알거야
©SBS
