未知の彼方で君を待っている～YONDER～
生命の尊厳、本当の幸せとは？
近未来SFファンタジーロマンス
2032年の近未来を舞台に、死者と再会できる未知の空間“YONDER”をめぐって展開するSFファンタジーロマンス。愛する人と死後も会えるとしたら……。生命の尊厳とは？ 真の幸せとは？ シン・ハギュン＆ハン・ジミン共演の話題作を、KNTVで2023年5月12日（金）19日（金）に日本初放送！
シン・ハギュン＆ハン・ジミンが19年ぶりの共演
最愛の妻を亡くし悲嘆に暮れていた男が、ある日、「私はここにいます」という妻のメッセージを受け取る。妻は“YONDER（ヨンダー）”という空間にいた。愛する妻との再会に喜びを感じるが……。
主人公のジェヒョンに『霊魂修繕工』のシン・ハギュンが扮し、最愛の人を失った男の心情をリアルに表現。その姿は痛々しいほど胸に迫ってくる。一方、死を選択した妻のイフ役を演じるのは『まぶしくて―私たちの輝く時間―』のハン・ジミン。2003年の『ナイスガイ』以来、実に19年ぶりとなる2人の共演も大きな話題を集めた。深く愛しあいながらも死によって分かたれた夫婦が“未知の彼方”で再会する。そこで幸せを取り戻す2人だが……？ 息の合った2人の熱演に注目だ。
悲しみに暮れる主人公をシン・ハギュンが熱演 ©TVING Co., Ltd, All Rights Reserved.
映画界の名匠が人気小説をドラマ化
演出を手がけるのは、これが初のドラマ作品となった映画監督のイ・ジュンイク。大ヒット作『王の男』（05）から最新作『茲山魚譜 チャサンオボ』（21）まで史実を基にした時代劇に定評のある名監督だが、本作では近未来SFに挑戦した。原作は、2010年に韓国ニューウェイヴ文学賞を受賞したキム・チャンファンの長編小説『グッバイ、YONDER』。当初は映画化を希望していたそうだが、約30分×全6話というフォーマットで、映画に匹敵するクォリティとドラマならではの濃密なストーリー展開を両立させている。
ちなみに、ジェヒョン（재현）は韓国語の「再現」、イフ（이후）は「以後」と同音。登場人物の名前が作品のキーワードになっている点に注目したい。また、英語の“Yonder”は古語で「（遠くの）向こうに」といった意味。彼岸へと渡った愛する者と再び会えるとしたら？ そこに永遠というものがあるとしたら？ 生命倫理や死生観、そして人間の幸福というものを考えさせられることだろう。
未知なる世界で再会する夫婦の愛の行方は… ©TVING Co., Ltd, All Rights Reserved.
イ・ジョンウンら実力派キャストが集結！
ジェヒョンを未知なる世界へと招き入れるセイレン役を演じるのはイ・ジョンウン。アカデミー賞受賞でも話題を呼んだ映画『パラサイト 半地下の家族』（19）など、今や韓国映画界＆ドラマ界に欠かせない名優だ。その謎めいた存在感は必見！
また、AIスピーカー“セリ”の声をチェ・ヒソが担当。映画『空と風と星の詩人 尹東柱の生涯』（16）『金子文子と朴烈』（17）でのイ・ジュンイク監督との縁から起用された。ドクターK役を演じるチョン・ジニョンも『王の男』などイ・ジュンイク作品の常連だ。監督の信頼する実力派キャストが集結し、見ごたえたっぷりのドラマに仕上げている。
独特な世界観と壮大なテーマの深遠な物語を美しい映像で描き出したSFファンタジーロマンス。深い余韻にひたれるはずだ。
映画『パラサイト 半地下の家族』のイ・ジョンウンも出演 ©TVING Co., Ltd, All Rights Reserved.
Story
安楽死が合法化され、社会的なシステムが整備された2032年。癌のため長い闘病生活を送ってきたイフ（ハン・ジミン）は安らかな尊厳死を選択し、夫のジェヒョン（シン・ハギュン）はそれを受け入れた。最期の日、医療陣の処置が終わると、ひとりの女性が訪ねてくる。イフとある契約をした“BY N BY”の者だと名乗るセイレン（イ・ジョンウン）は、イフと2人きりになったあと、帰っていった。その後、ついにジェヒョンはイフと最後の別れをする。――イフの死後、悲しみに暮れるジェヒョンは虚ろな日々を過ごしていた。そんなある日、イフから「私はここにいます」という映像メッセージが届く……。
未知の彼方で君を待っている～YONDER～
2023年5月12日（金）・19日（金）日本初放送
出演：シン・ハギュン、ハン・ジミン、イ・ジョンウン、チョン・ジニョン、ペ・ユラム
脚本：キム・ジョンフン、オ・スンヒョン
演出：イ・ジュンイク（映画『王の男』）
2022年／全6話／TVING／욘더
©TVING Co., Ltd, All Rights Reserved.
