ミョヌラギ2 – 婚家ワールドあるある日記

PROGRAM

女性たちの共感を集めた話題作の続編
妊婦となったヒロインの成長を描く

平凡な女性が嫁ぎ先で経験するさまざまなエピソードをリアルに描いた『ミョヌラギ – わが嫁たちの物語』。幸せなはずの新婚生活で違和感を覚え、自分らしい生き方を模索する主人公サリンの姿が、多くの女性の共感を集め、好評を博した。

KNTVが日本初放送でお届けした話題作、その待望のシーズン2が、2022年10月5日(水)より日本初放送となる。本作ではサリンが計画になかった妊娠に直面。仕事も順調で充実した毎日を過ごしていたが、また新たな問題に向き合うことになる。

 

パク・ハソンが等身大の“嫁”を好演

キャストはすべて続投し、主演を務めるのは『黒い太陽』のパク・ハソンだ。前作では婚家との付き合いのなかで次第に些細な違和感に気づき、ストレスを募らせていったが、本作では思いがけず妊婦に。さらなる現実の厳しさを知り、葛藤しながら成長していく等身大の働く女性、サリン役を好演している。

夫のグヨン役は『ダリとカムジャタン~真逆なフタリ~』のクォン・ユル。本作ではパパになることに舞い上がってしまい、またしても妻の複雑な心境には思い至らない……。はたしてグヨンはサリンの気持ちを汲み取ることができるのだろうか?

そして、姑のギドン役を『賢い医師生活』のムン・ヒギョンが演じる。子を思う優しい母であり姑だが、家族のため自分をあとまわしにする生き方が当たり前で、今を生きる子や嫁たちの苦悩に気づかない。埋められない世代間のギャップも物語のキーワードになる。韓国の家父長制度に潜む根強い問題を体現したキャラクターといえるだろう。

結婚1周年を迎えたサリン(パク・ハソン)とグヨン(クォン・ユル)。またしてもすれ違う夫婦だが… ©Kakao Entertainment Corp.

 

現代に生きる人々のリアルな葛藤

タイトルの「ミョヌラギ(며느라기)」とは、嫁(며느리/ミョヌリ)+赤ちゃん(아기/アギ)に由来し、姑や舅が嫁を呼ぶときの言葉。この作品では、嫁+期(기/キ)のダブルミーニングで、思春期や更年期のように、嫁ぎ先で認められようと必死な時期という意味をもたせている。

SNS連載で大反響を呼び、書籍化もされた同名ウェブ漫画が原作。シーズン2では原作にないオリジナルエピソードを盛り込んでいる。育児に悩む長男夫婦、離婚を決意した末娘など、ム家それぞれの決断にも注目だ。現代に生きる人々のリアルな葛藤を描いている。

小説『82年生まれ、キム・ジヨン』が生きづらさを抱える女性たちの共感を集め、ベストセラーとなり、映画化もされたが、“ドラマ版『82年生まれ、キム・ジヨン』”とも呼ばれる本作。前作同様、結婚生活“あるある”が満載で、夫婦や家族のあり方を考えさせられるヒューマンコメディだ。

妊婦となり、新たな葛藤を抱えるサリン(パク・ハソン)  ©Kakao Entertainment Corp.

 

Story
インテリア家具メーカーに勤めるサリン(パク・ハソン)は、夫のグヨン(クォン・ユル)と結婚1周年を迎える。会社で大事なプロジェクトを任されることになり、忙しい日々を送っているが、仕事は楽しく、毎日が充実している。そんなある日、妊娠していることに気づく。グヨンは大よろこびし、さっそくベビー服を買ってきたりと浮かれる。しかし、しばらく仕事に専念したいと考えていたサリンは複雑な気持ちを抱いて……。

ミョヌラギ2 – 婚家ワールドあるある日記
2022年10月5日(水)より日本初放送
出演:パク・ハソン、クォン・ユル、ムン・ヒギョン、キム・ジョング、ペク・ウネ、チョ・ワンギ
脚本:ユ・ソンイ(『こんにちは?私だよ!』)
演出:イ・グァンヨン(『ミョヌラギ – わが嫁たちの物語』
2022年/全12話/kakaoTV/며느라기 2 …ing
©Kakao Entertainment Corp.

 

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